国宝シリーズ
1968.6.1発売、国宝シリーズ平安時代の普賢菩薩です。 2枚とメータースタンプで、第3地帯宛航空書状3倍重量便=310円となっています。 NAGOYA 1968.7.20 メータースタンプ込みのカバーではありますが、普賢菩薩の貫禄が際立ち 商用便のようですので、これは…
国宝シリーズ第7集江戸時代(1969.9.25)から。 釣便図の上辺目打ちもれのエラーです。 ある程度数が残されているようでよくオークションでも見かけますね。
1969.7.21発売、国宝シリーズ第6集安土桃山時代の松林図のカバーをご紹介しましょう。 3枚貼り=45円の第2地帯宛航空はがきです。 ABENO 1970.8.11 この当時の15円切手使用例としてポリュラーなものですが、 それほど多く残されているものでもなく、オークシ…
国宝シリーズ・檜図(1969.7.21発行)の船便書状=50円です。 刷色の関係で消印が見にくいですが、 田無 1969.11.21のようです。 これで国宝シリーズの50円単貼り適正使用がすべて揃いました。
第1次国宝飛鳥時代(1967.11.1発行)の15円2種を貼った 第3地帯宛航空印刷物=60円です。 きょうはクリスマスイブということで、クリスマスカードを送った カバーをアップしてみました。
第1次国宝シリーズの切手を貼った第3地帯宛航空書状=110円です。 奈良時代と平安時代の切手を組み合わせて貼ってあります。 同じシリーズの切手なので混ざっていても気にならないなと思って買ったのですが 似たようなものはすでに持っていて、ちょっと後悔…
色絵雉香炉の使用例をもう一点ご紹介します。 速達料金50円として使用されたものです。 第1種便15円に加貼りされたものよりも、官製はがきのほうが 切手が際立って私は好きです。 第2種便(往信)速達扱い 浅草 45.8.27 さて今回で国宝シリーズは終了です。 …
色絵雉香炉は、石川県立美術館が所蔵する野々村仁清作の香炉です。 尾を水平に伸ばしたキジが色彩豊かに表現されています。 この雉は雄ですが、実は同じ美術館に雌も所蔵されていて、こちらは重要文化財指定に 指定されていて、並べて常設展示されているとい…
駆け足ですが第7集江戸時代(1969.9.25発行)に入ります。 まず紅白梅図屏風と雉香炉を貼ったエンタを持ってきました。 紅白梅図屏風は、尾形光琳画で、熱海のMOA美術館が所蔵し、毎年2月に 熱海梅園の梅祭りにあわせて公開されます。 なかなかエンタが難し…
檜図のエンタです。 狩野永徳の筆とされる『檜図屏風』は、豊臣秀吉が八条宮智仁親王のために建立した 八条宮家御殿の襖絵として制作されたもので、現在東京国立博物館に所蔵されています。 なかなかいい使用例が集めにくい切手で、 もしかすると第1次国宝シ…
第6集安土桃山時代(1969.7.21発行)に移ります。 15円切手2種は姫路城と松林図屏風でした。 姫路城は別名白鷺城とも呼ばれ、松本城・彦根城・犬山城と並んで 国宝四城のひとつに位置づけられます。ユネスコの世界遺産にも指定されています。 松林図屏風は、…
エンタイアもご紹介します。 第2地帯宛航空印刷物 SAPPORO→アメリカ 1970.12.12 この時代の50円の単貼りは船便書状か第2地帯宛航空印刷物ですが だいたい同じくらいの割合で見かけます。 差出人の札幌北1西4のCITY HALLって何でしょう?
室町時代の50円切手は、雪舟の秋冬山水図の冬景です。 これは東京国立博物館の所蔵絵画ですね。 画像はその和欧文機械印ですが、欧文三日月印も押されています。 おそらくはじめに機械印で処理され(東京中央 1969.5.13)、 外信便だと気づいて後から欧文印…
銀閣のエンタをご紹介します。 6枚貼り=90円にしたライオンズクラブの支部間通信です。 第2地帯宛航空書状 OKAYAMA→アメリカ 1969.2.28 15円時代にはよく見かける使用例です。 本当は初日指定局である左京局の自然な使用例を入手したいのですが なかなか縁…
室町時代から、続いては慈照寺銀閣です。 慈照寺は、京都市左京区にある東山文化を代表する臨済宗相国寺派の寺です。 開基(創立者)は室町幕府8代将軍の足利義政で、鹿苑寺の金閣舎利殿を模して 造営した楼閣建築である観音殿が銀閣です。 画像は左上から、…
引き続きエンタをご紹介します。 第1種便速達 三重多度 44.10.23 速達料金は50円ですが、なぜ7枚105円分貼ったのでしょう? ローラー印が利いた見栄えのよいエンタだと思いますが。
第1次国宝シリーズ第5集室町時代(1969.2.10発行)から きょうは安楽寺八角三重塔を取上げます。 長野県上田市別所温泉に安楽寺はあります。 八角三重塔は全国で唯一の木造の三重塔で、松本城と同時に 長野ではじめての国宝に指定されたものです。 左から順…
赤糸威鎧のエンタです。 画像上は単貼りの船便書状(50円)です。 おなじみ韓国の李昌性氏宛のカバーで、NIHONBASHI 1969.2.19 画像下はその重量便(50円+30円)です。 OHARA→ドイツ 1969.2.3 もしも阿修羅が平治物語だったら、鎌倉3完揃いの完璧なエンタに…
以前に国宝シリーズをご紹介していて途中になっていたので、 その続きをお送りします。 まず1968.9.2発売の50円切手から。 図柄は春日大社の赤糸威鎧です。春日大社には赤糸威鎧2口が伝わりますが、 こちらはそのうちの源義経が奉納したと伝えられる大鍬型…
あっという間に、きょうでもう5月も終わり。 国宝シリーズはここで中断して、またしばらく後に継続・再開します。 今日持ってきたのは伝頼朝像の外信便です。 第2地帯宛航空書状 TOKUYAMA→アメリカ 1968.12.5 15円時代のアメリカ宛6枚貼りというおなじみの…
京都市右京区にある神護寺所蔵の源頼朝像です。 藤原隆信が描いた頼朝と「推定」されるということで、正式には「伝源頼朝像」となっています。 その消印とみほんを並べてみましたが 左上は「東淀川 43.11.2」の日立型機械印です。 日立型機械印とは、日立製…
画像のようなエンタイアを以前に買いました。 実はこれは、よくやる失敗で、間違って購入してしまった例です。 見た目はなかなかいい雰囲気なのですが、とても遅い使用なのです。 船便印刷物(50gまで) TOKYO→イギリス 1985.10.21 本来であれば、発行時…
第4集鎌倉時代(1968.9.2発行)に入ります。 まず平治物語絵詞です。 平治物語は、後白河(ごしらかわ)院近臣の藤原信頼(のぶより)が源義朝(よしとも)とともに挙兵、政敵藤原信西(しんぜい)を滅ぼしたものの、平清盛に鎮圧されてしまう過程を描くもの…
な子供の頃、切手を集めていて、確かこの普賢菩薩だけが 国宝シリーズのなかで高かったんです。 人気が出る図柄だったからでしょうね。 私も好きな切手のひとつです。 船便書状 SAKATA→アメリカ 1968.6.22
第3集平安時代の50円切手は、普賢菩薩です。 平安時代後期の仏画で東京国立博物館に所蔵されています。 普賢菩薩は、文殊菩薩と共に釈迦如来の脇を固める菩薩で、 法華経を唱える修行者がいると、白い象に乗ってそれを守護します。 画像はみほんと消印の…
国宝シリーズの使用例で比較的よく見るのが現金書留の使用例です。 ちょうどぴったり3完でおさまるので見栄えもGoodです。 ただ自分自身に送った現金書留というのはどうも・・・。 現金書留 東京杉並松ノ木 43.6.1 *現金書留の特殊取り扱い料金は3000円迄6…
続いて平安時代から。 片輪車文をほどこした漆塗り手箱です。螺鈿と蒔絵の技法を併用した平安時代の貴重な漆工品で、片輪車文というのは、乾燥を防ぐために牛車の車輪を川に浸すという景物を意匠化したものです。 6枚貼りの船便書状を持ってきてみました。 1…
平安時代の3種を貼った初日カバーです。 信貴山縁起絵巻を所蔵している朝護孫子寺は、奈良県王寺町にあり、 初日指定局が王寺でした。なお他の2種は京都中央局が初日指定局です。 この初日カバーは、ブルンジ共和国宛の実逓カバーです。 ブルンジ共和国は、1…
第3集の平安時代に突入です。 きょうは朝護孫子寺の信貴山縁起絵巻です。日本三大絵巻と呼ばれるもののひとつですね。 ヤマガタ大山 43.6.1 昭和44年まで、仙台郵政局では管内の特定局に県名表示をカタカナにしたローラー印を 配備していました。昭和34年ま…
もう一通、薬師寺吉祥天のエンタイアです。 新動植物国宝図案切手1966シリーズの75円オオムラサキと一緒に貼ってあります。 75円が封書料金15円と書留料金60円の合計になっていて 吉祥天の50円が速達料金になっています。 消印は伊米ヶ崎局でD欄(局名…