2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
船便書状の重量便です。20gまで4円、超20gごとに2円なので3倍重量便ということでしょう。 余目小学校の生徒1組の子たちが手紙や絵をまとめて送ったもので 非郵趣家便の立派な重量便です。
4円切手の適正使用である船便書状は比較的ありふれたカバーですので 状態の良いもので揃えたいところです。 画像は長崎の欧文櫛型印で消してあるところ、検閲印があるところ、 そして郵趣家便ではないらしきところが気に入って入手しました。
1円20銭切手の外信便使用例をひとつアップしておきましょう。 船便はがき=2円の1部として使われたものです。 民間貿易再開の非初日特印を使っているところが肝で 8.28の日付になっています。
1円20銭の第1種便適正使用 4円の速達料金適正使用のW適正使用です。 この組合せは郵趣家便がほとんどなのですが これはそうではなく、絵封筒できれい。 消印が熱海というのもいいですね。
お知らせです。 6月23日木曜日21:00-BSジャパンで放送される、なんでも鑑定団極上お宝サロンに出演します。 番組後半の約30分間、MCの石坂浩二さんと戦後記念切手の魅力についてお話しています。 BSが見れる方はぜひご覧ください。
業務用書類などの第4種便も1円20銭が基本料金でした。 第1種便と比べるとかなり少ないのではないかと思います。
第1種便1円20銭はなかなかひねりがあるカバーを見つけるのが 難しいのですが、この切手では重量便が入手できました。 4倍重量便というインパクトがあるカバーです。 秋田 22.8.29 封筒も大きく迫力があります。
1円20銭切手の適正使用である第1種便です。 仙台 22年8月18日の非初日特印が押してあります。
1947.8.15発売の民間貿易再開にいきます。 まずは定常変種。 1円20銭、Pos.79の「2」の下に濃線です。 4円にも細かい定常変種はありますが、目立つのはこれだけです。
もう1枚カバーをご紹介して締めくくりとしましょう。 5枚分を使った船便書状2倍重量便=6円です。 この切手の外信便使用としては完璧な使用例だと思います。 発売初日の小型印消しですが、5.20の検閲がある実逓便です。 荒井国太郎さんがハワイの河村照道さ…
この切手は単片で使うと普通切手と区別がつかないのですが、 耳紙がついていればわかります。 普通切手には霞罫があり、記念切手にはそれがないからです。 名古屋長塀 22.7.12
1円20銭は当時の第1種便料金ですから、適正使用を集めることになるのですが こんな派手な適正使用がありました。 中をくりぬいたもので、差出人は八田和雄さん、受取人は三島良績さんという 郵趣家便です。 小型印を押した実逓便。これはこれで希少です。
こちらは櫛型印のシート丸ごと消しです。 一旦東京中央局の初日印を押したものをもったいないと思ったのか 残り13枚分使ったのでしょう。 24年の芝局の消印です。
これだけ大きい小型シートですから全消しは希少です。 そのなかでよく知られているのがこの別納ローラー消し。 小型シートが長いことを皮肉って「うなぎ」と呼ばれていたことから このローラー消しは「うなぎの蒲焼」と呼ばれていました。
切抜き使用です。 川和あたりにたくさん使った収集家がいるようです(笑)