2018-01-01から1年間の記事一覧
坪内逍遥の切手は、生誕90年にあたる25.5.23に発行されました。 合わせて第15回逍遥祭が行われたので、その特印が使われています。 東京中央、麻布、日本橋、牛込、落合長崎、早稲田大学前の各局で 発売から7日間使用されています。
珍しい版番号つきのカバーです。
夏目版番号の後半、8‐14です。 10だけなぜか裏文字になっていません。
夏目の版番号は1‐14までですべて確認されています。 まずは前半の1‐7をご紹介します。
朝鮮宛郵便料金は書状20gまで8円でした。 航空割り増しは第1地帯宛の扱いで10gごとに16円でしたから 10g-20gの航空書状ということになります。 消印は東京大阪間の鉄郵です。 25.4.10
在日英連邦軍基地宛郵便=B.C.O.F便です。 広島→呉 25.4.24
第3地帯宛航空書状 24円+59円です。 名古屋中→U.S.A 25.5.18
第1種便2倍重量便書留 8円×2+30円 名古屋中 26.9.27
第1種便特別速達(8円+20円) 大阪中央 25.9.5 裏面着印 京橋 9.6 特別速達は、23.10.20に東京大阪間で始められた翌日配達サービスで 24.8.1には6大都市と主要8都市に拡充されています。
上側の目打ちが漏れています。
夏目漱石 25.4.10発売にいきます。 まずは珍しい消印から。 OSAKAの横書き欧文ローラーです。 50.4.17
こちらも福沢を3枚貼っていますが、第3地帯宛航空印刷物です。 基本料金5円+航空割り増し18円×3=59円 田園調布→ハワイ 25.6.1
船便書状24円です。 大阪図書館がユネスコに宛てたもののようですね。 OSAKA 1950.3.14
書留もアップしておきます。 中野北口局のC欄東京都 25.3.10
第1種便速達 8円+20円 茅ヶ崎海岸 25.10.21
福沢の版番号は1から12までです。 今回は7‐12までをご紹介します。
福沢の版番号は1-12までとなっています。 まずは1-6までをアップします。 このうち2は事故があって少量しか存在しない希少番号です。
A欄、C欄ともに時刻のエラー印。 こんな間違いしたのはどこの局だ?
中津の消印がある第5種便です。
この切手は福沢諭吉五十年祭と同時期に発行されています。 切手発売日は2.3、特印は2.6-12までの使用です。 使用局は前回ご紹介した慶應義塾前のほか、芝と、中津です。 諭吉は豊前中津藩士の次男として生まれ、築地の中津藩邸内に蘭学塾を 開いたことがの…
発行記念にゆかりの慶応大学切手研究会?で作った多当です。 最寄りの慶應義塾前局では特印も使用されました。
福沢諭吉 25.2.3 にいきます。 まずは日専にも記載がある無目打ちエラーです。 裏糊もついています。
とても大きい封筒なので折ってありますが、 第5種便4倍重量便(8円×4)です。 第1種便料金が10円に値上がりした以降、第5種便が適応料金になりました。 東京中央 28.1.28
在日英連邦軍基地宛郵便(B.C.O.F便) 外国郵便規則により国内書状と同額の料金となっています。 松山 25.11.19
APO便です。APO#500は1946.2‐東京に設置されていました。 これも立派な外信便です。 麹町 24.12.7
タイプⅠの外信便。3枚貼り船便書状=24円。 もっともポピュラーな外信便です。 中京 25.2.5
野口タイプⅡのカバーをもうひとつ。 第3地帯宛航空書状です。24円+59円。
タイプⅡはいつ印刷されたのか? 古くからの謎です。 消印からその時期を推測するしかないのですが 私が持っている一番古い使用例は画像にある長野福島25.7.19です。 8月に入ると多くの使用例が確認できるのですが。
前回版番号20のシートをご紹介しましたが タイプⅡにあたる版番号は17から21までとなっています。 18は確認されていますが未所有です。 古い文献では22もあると記載されていますが未確認で存在するかどうかわかりません。
画像は野口英世のタイプⅡシートです。 版番号20からもタイプⅡとわかります。 タイプⅠとタイプⅡのもっとも簡単な見分け方は 「8」の中に右上がりの線が3本見えるのがタイプⅡだということ。 よく日焼けしたように濃いのがタイプⅡだという人がいますが この見…