OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本三景の鉄郵印

日本三景の鉄郵印もついでに。 鉄郵印もつい手を出してしまうもののひとつです。 1960年代の記念切手では7割くらいの切手で持っています。 滝川釧路間 門司鹿児島間 函館松前間

日本三景の機械印

1960年に発行された日本三景シリーズの機械印です。 この時期はまだ封書用の機械印がさほど普及していなかったので 機械印を揃えるのには苦労します。 先日やっと宮島を入手して3種揃いました。 すべて東京中央というところがやや残念ですが、仕方ないところ…

東京五輪40円の受領証

引き続き最近の入手品から。 東京オリンピック(1964.10.10発売)40円の郵便料金受領証原符です。 書留料金40円を納めたということですね。 東京オリンピック切手の使用例は2ヶ月くらい特集できるほど集めました。 いつかまとめてご紹介することにしましょう…

京都展の普通切手比較貼りカバー

最近の入手品から。 京都切手展(1947.8.19発売)の切抜きエンタです。 一枚は京都切手展の小型シートの4番切手(右)のちょうど銘版が見えるところを 貼り、もう一枚は同じ図柄の第3次新昭和2円(1948.1.10発売)を貼った 遊び心のあるエンタです。 本当は…

UPU大会議の臨時局

もうひとつ万国郵便大会議の臨時局もご紹介しましょう。 会場である東京プリンスホテルに1969.9.24-11.18まで開設されました。 画像は30円の「文よむ女」に欧文三日月印を押印したもの。 華がありますね。

ユニバーシアード村局の欧文ローラー印

1967.9.5の欧文ローラー印が押された単片を持っています。 15円と50円をセットで使った実逓使用と思われるもので これがエンタの状態であったらなぁ・・・と思います。 参考のため、ローラー印・欧文ローラー印の印影がわかる資料もつけておきます。

ユニバーシアード村局の着印

おなじみ谷信勝氏が面白いエンタイアを残しています。 15円と50円をセットで貼って、第1種便速達に仕立てたものを ユニバーシアード村局留めで、自分自身に宛てたエンタです。 左にある15円と欧文特印は記念押印でしょう。 発売初日便で、四谷を前8-12に、中…

ユニバーシアード村分室

ユニバーシアード東京大会のときにも臨時局が設けられました。 場所は代々木のオリンピック記念青少年総合センター研修館で 東京中央局の分室として、1967.8.15-9.9まで開設されています。 画像にあるように、8.15の開設日には小型印が使用されました。 8.2…

【東京五輪の臨時局】欧文ローラー印によるラストカバー

オリンピック村で使われた消印のなかで もっとも集めにくいのは欧文ローラー印でしょう。 画像は、30円切手を貼った沖縄特別地帯宛航空書状です。 残念ながら料金は25円ですので過納ですが、それでも希少な一品です。 日付は1964.11.5ですから、開設52日目・…

【東京五輪の臨時局】ローラー印

櫛型印、欧文三日月印に続いてローラー印の印影を。 第1種便(10円)+書留扱い(40円) 39.10.24 表面の小型シートには10.10の特印が押してありますから 発売当日に小型シートを貼り、記念押印していたのでしょう。 それを後日書留扱いの郵便で実逓したもの…

【東京五輪の臨時局】欧文三日月印

欧文三日月印の印影をご紹介します。 OLYMPIC VILLAGE TOKYOと局名表示されています。 画像は西ドイツ宛の第3地帯宛航空はがき(50円)で、1964.10.15の日付が見えます。 はがきは五輪村内のショッピングセンターにあったPUMAのサービスステーションの もの…

【東京五輪の臨時局】開設日の櫛型印

続いて戦後の特設郵便局から東京オリンピック村局の使用例を。 ご存知の通り東京オリンピックは1964(39).10.10から24まで 開催されましたが オリンピックに参加する選手の宿泊施設であるオリンピック村に 戦後最初の特設郵便局が9.15から11.5までの52日間設…

赤十字国際会議の臨時局

大阪万博の臨時局を特集したついでに、他の臨時局についても ご紹介しておくことにしましょう。 戦前にも、記念切手発行と連動したものが1例あります。 第15回赤十字国際会議記念と「赤十字国際会議場内」局です。 切手発行は1934(S9).10.1で、会議そのもの…

【大阪万博の臨時局】ラストデーカバー

いよいよ大阪万博特集も最終回です。 最後にふさわしく、ラストデーカバーを持ってきました。 万国博会場内の郵便局は、分室が開催終了の9.13まで 本局が9.30まで開設されていました。 画像は本局の最終開設日のものです。郵趣家が作成したものですね。 第2…

大阪万博・日本館の欧文印と特印★

日本館分室の外信便をご覧いただきましょう。 船便ながき 日本館分室→西ドイツ 1970.9.8 1次の15円と2次の15円を貼り合せて船便はがき料金の30円に対応させています。 欧文印は(5)の数字が入っていますから日本館分室とわかります。 おまけに第2次に合わ…

【大阪万博の臨時局】日本館の速達はがき

さて最後にご紹介する分室は日本館です。 ローラー印がちょっと珍しいところでしょうか。 45.3.14ということは、分室の開局日であり、第1次3種の発売日と いうことになります。 *「郵趣」では分室の開局日を万博開催日の3.15と記載してしまいましたが 正し…

大阪万博・土曜広場の欧文三日月印②★

もうひとつ土曜広場の欧文三日月印エンタを紹介しましょう。 こちらは15円×3=45円で料金ぴったりの使用例です。 はがきは京都ホテルの絵葉書を使用しています。 第2地帯宛航空はがき 土曜広場分室→アメリカ 1970.5.18

【大阪万博の臨時局】土曜広場の欧文三日月印

土曜広場の欧文印には数字の(4)が入っています。 画像は、第1次小型シート(1970.3.14発売)の切抜きを貼った ちょっと珍しいエンタイアです。 料金は55円なので過納ですが、カナダ館の絵葉書を使った万博らしい エンタイアと言えるでしょう。 第3地帯宛…

【大阪万博の臨時局】土曜広場の櫛型印・特印

続いて土曜広場分室です。 1次15円と2次50円を貼って、土曜広場の櫛型印と2次用に使用された特印が 押されています。 2次の発売は1970.6.15でしたが万博会場内の局では特印は会期中使用されていました。 第1種便速達扱い 土曜広場分室 45.9.10

【大阪万博の臨時局】木曜広場の欧文ローラー

木曜広場分室の欧文印は数字の(3)が入っています。 使用された欧文印は欧文三日月印と欧文ローラー印ですが 欧文ローラー印はなかなかなくて、収集に苦労します。 画像は第1次50円に木曜広場の欧文ローラー印を押したもの。 絵柄との関係で読みにくいかも…

大阪万博・木曜広場の櫛型印★

続いて木曜広場分室です。まず櫛型印を押したエンタイアをご紹介しましょう。 第1次切手帳ペーンを全貼りしていますね。 3.15に発売された表紙金と4.1に発売された表紙銀がありますが これは銀のほうでしょうか。よく見ると糊付けされていた痕跡があります。…

【大阪万博の臨時局】中央口分室の欧文印

同じ中央口分室の欧文三日月印をご紹介しましょう。 数字の(2)が入っているのが中央口を意味しています。 110円料金はオランダ宛航空書状の適正料金。 特印も押されていますが、この特印は臨時局に限り、開催期間中使用され続けました。 京都ホテルの封筒…

【大阪万博の臨時局】中央口分室の櫛型印と特印

万国博局には本局の他に、4つの分室と2つの出張所、 そして移動郵便局(車)2台がありました。 出張所や移動郵便局は消印では区別できませんが、 分室は可能なので重要なコレクションテーマになります。 4つの分室とは、中央口、木曜広場、土曜広場、日本…

【大阪万博の臨時局】機械特印

1970.3.15の開幕日には切手帳ペーンが発売されました。 会場内の販売機用に用意されたものは表紙のマークが金になっています。 画像はそのペーンの50円と15円部分を切り取って使用したエンタイアです。 第1種便15円と簡易書留料金50円ですから料金はぴったり…

【大阪万博の臨時局】機械印と欧文印

万国博局では機械印も使用されました。 櫛型印や欧文印よりもやや少ないと思います。年賀機械印も使われているのですが 残念ながら未収です。 欧文三日月印は数字によって本局か分室かわかるので、それが確認できるものを 集める必要があります。 画像は「1…

【大阪万博の臨時局】スイス政府館

1970.3.14発行の第1次3種から、15円単貼りの第1種便です。 消印は万国博局の櫛型印で、45.6.1の使用です。 このエンタイアの面白いのは差出人。 スイス政府館が京都市内に差し出したものです。 万国博の切手は多くの関係者がいたために、封筒の裏を注意して…

【大阪万博の臨時局】初日ハト印とメータースタンプ

万国博覧会第1次の3種が開会前日の1970.3.14に発売されました。 画像はその7円を貼って初日の万国博櫛型ハト印を押し 8円分のメータースタンプ(郵便料金証紙)を貼った第1種便です。 メータースタンプは万国博局本局のみに設置され、国内用と外国用それぞれ…

【大阪万博の臨時局】航空書簡

万博開幕に先立って、1970.3.1には記念の航空書簡も発行されました。 親子の顔に万国博のマークを描いたもので、260万枚と大量発行されています。 画像はその航空書簡に万国博局の欧文三日月印を押したもの。 1970.3.9と読めます。 宛先は台湾ですが、裏面に…

【大阪万博の臨時局】万国博局の開局

「郵趣」9月号の記事「万国博覧会の特設郵便局のエンタイア」と 連動する形で、9月前半は大阪万博の臨時局の特集をしたいと思います。 日本万国博覧会は1970.3.15-9.13までの183日間、大阪府吹田市の千里丘陵を 会場として行われ、総入場者数は6421万人に達…