OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

蝦蔵の定常変種

東洲斎写楽画「市川蝦蔵」(1956.11.1発行)の定常変種です。 一部のシートのPos.2に「濡れ衣」と呼ばれる変種があります。 画像の全シート消しはエンタカットですが せっかくなら完全なエンタの状態で出会いたかったです。

ビードロを吹く娘の定常変種

1955.11.1発行の切手趣味週間・ビードロを吹く娘から。 Pos.9にある「ホクロつき」です。これは日専にも載っていて 未使用で6000円、櫛型印で5000円の評価がついています。 ちょっと使用済みのほうが消印で見にくくなってますが、やはりセットで 集めたいと…

切手趣味週間ペーンの定常変種

切手趣味週間ペーン・法隆寺壁画仏像(1954.11.20発行)の定常変種を 2種類ご紹介します。 画像上がPos.3白耳、下がPos.4白眼です。 この他にも定常変種があると思いますが、よく整理できていません。 ご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

世界卓球選手権大会の定常変種

第23回世界卓球選手権大会(1956.4.2発行)の定常変種です。 この切手は4シートで実用版が構成されていて、変種から4シートを判別することができます。 おそらく実用版はひとつではないかと思います。 画像はそのなかの比較的わかりやすい特徴で、一部のシー…

国際商業会議所総会の定常変種

国際商業会議所総会(1955.5.16発行)については 発行してまだ間もない頃に全日展で定常変種についての出品がありました。 実用版は2面構成ということで、小さな変種を拾っていくと、 かなりポジションがわかるようです。 画像はそのなかから代表的なものを…

平和条約調印の定常変種

平和条約調印(1951.9.9発行)の定常変種です。 一部のシートのPos.3に、「便」の字接続、の変種があります。 まだエンタでは入手していませんが、未使用と使用済は押えました。 なかなか目立つ変種だと思います。

第4回国体の定常変種

第4回国体(1949.10.30発行)の定常変種です。 日専にも掲載されている、Pos.80足に発疹、です。 この切手は本来もっと変種がありそうなのですが、刷色の関係で とてもわかりにくくて、この変種だけが浸透しています。 銘版の上なので比較的見つけやすいの…

犬山博の定常変種

犬山こども博覧会(1949.5.5発行)の定常変種をご紹介しましょう。 Pos.1 こどもの目に涙 見つけることはさほど難しくありません。 ヤフオクなどでも丁寧に見ていれば通常の価格で入手できると思います。

貿易博SSの定常変種

日本貿易博覧会小型シート(1949.3.15発行)の定常変種から。 Pos.19 「0」の上に光 ないシートもありますが、出現率は1:1? 落合長崎の別納ローラー消しで、余って大量につくられた消印です。 この小型シートの全貼りエンタを探しているのですが見つか…

第3回国体の定常変種

第3回国体(1948.10.29発行)の定常変種です。 日専では4種類の定常変種が紹介されていますが、画像のリーフに 並べているのはそのうちの2種のエンタイアです。 4種類をエンタで集めようとするとなかなか骨が折れます。 左:Pos.67 「便」字の右下に汚れ 右…

競馬法の定常変種★

競馬法公布25年(1948.6.6発行)の定常変種です。 まず画像をご覧いただきます。 ここには13枚の競馬法が貼られていますが、細かい変種を確認することによって すべてそのポジションが判明します。 上から、Pos.2、21、29 下は左がPos.1と9、そして8枚ブロッ…

教育復興の定常変種

これも古くから知られている定常変種です。 教育復興運動(1948.5.3発行)の「銭位横線の右下に斜線」で、Pos.12に あり、もちろん日専にも掲載されています。 60枚に1枚の割合で登場しますが、エンタはやっと手に入れました。

全国緑化の定常変種

戦後記念切手の定常変種でもっとも有名なのがこれではないでしょうか。 60枚に1枚の割合でこれらの定常変種が出てきます。 それをエンタイアで見つけようとするとちょっと手間がかかります。 Pos.27 フライングリーフ Pos.11 サイドフラッシュ

札幌切手展・大阪切手展の銘版

札幌切手展(1947.11.27発行)ですが、銘版をリタッチしたものが 見受けられます。この手の銘版のリタッチはこの時期の多くの小型シートに 見られる特徴です。 あわせて大阪切手展(1948.3.8発行)もご紹介しましょう。 「局」の字が肥ったもので、これはリ…

趣味週間の定常変種・続々

趣味週間SSの小型シートについて変種を取り上げてきましたが きょうで最終です。 上が「刷」にヒゲがある変種、下が「趣」の下に点がある変種です。 このほかには、葉に蔓があるもの、「5」の左に点があるもの、 紋章にリタッチがあるものなどがありますが…

趣味週間SSの「5円」リタッチ

趣味週間SSのリタッチからもうひとつ。 5円という表示部分のリタッチです。 「5」の下側部分がいびつになっていて、「円」の字の片方が 長くなっています。これはそれほど多くは見られない特徴ではないでしょうか。

趣味週間SSの銘版リタッチ②

趣味週間SSの銘版には「局」の字がリタッチされているものもあります。 第3画がやや長く見えます。

趣味週間SSと北斎百年の銘版リタッチ

古くから知られているものに銘版リタッチがあります。 日専では趣味週間SSの項で13000円の評価とともに掲載しています。 しかし趣味週間SSに加刷した北斎百年にも当然同じ変種はあって 画像の通りなのですが、こちらは日専に載っていません。 希少性としては…

趣味週間SSの第Ⅱ版

切手趣味週間小型シート(1947.11.1発行)は製造面のバラエティが 豊富な切手です。これだけ専門に深く研究している人もいるほど。 私はほんの入り口程度しかやっていませんが、数回にわたってご紹介することに したいと思います。 この小型シートには原乾版…

社会事業共同募金の定常変種

社会事業共同募金(1947.11.15発行)の定常変種は 以前に特印の紹介のときに触れましたが Pos.26に「便」の右に赤棒、があります。 題字つきの位置がわかる未使用でご紹介します。 これもこの特徴があるシートとそうでないシートが 1対1であるような気がしま…

京都切手展の定常変種④

定常変種「洞窟」のコメントで、2SEN横の縦線切れもあるという情報を いただいたので、これかな?と思うものをUPします。 Pos.2の切手に「右辺点つき」という特徴と「縦線が細くなっている」という 特徴があります。

京都切手展の定常変種③

京都切手展から定常変種をもうひとつ。 Pos.2の「日本郵便」の下の山の中に塗りつぶされた部分がある “洞窟”と呼ばれる変種です。 発見者である神田明彦氏が「郵趣研究」に書いた記事「1947~48年発行の 記念小型シートのバラエティ」によると、この定常変種…

京都切手展の定常変種②

日専には掲載されていませんが、もうひとつよく知られている 定常変種に、「郵」のつくりにヒゲ、があります。 大村公作氏が『新昭和切手』のなかで2つの定常変種と題して 紹介しているものです。 見つけることは容易で、16面実用版の複数シートにあった可…

京都切手展の定常変種①★

京都切手展(1947.8.19発行)には、「郵」の字欠けという定常変種があり 日専にも記載されています。この小型シートは16面構成の実用版で印刷されたようですが 16分の1か8分の1の確率で存在しているのではないでしょうか。 「郵趣」の記事では、この定常変種…