OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

郵便創始75年寸法違い

なにせ戦後まだ復興もままならないときに発行した記念切手ですから 製造もたいへんだったのでしょう。 目打ちも安定していません。これは横の目打ちが1個分離れてしまったため 寸法が縦長になってしまいました。

郵便創始75年1円書留適正使用②

混貼りですが、1円の用途としては書留料金適正使用です。 その他の切手で60銭なので、第1種便2倍重量便であることがわかります。 これが郵便創始75年30銭×2を使ってくれていれば とんでもないお宝になったのですが。 盛岡 22.2.-

郵便創始75年1円書留適正使用①★★

速達だけでなく、この当時は書留も1円でした。 ということで、画像は30銭の第1種便と1円の書留料金のダブル適正使用です。 21.12.16の非初日特印もいい味わいになっています。

郵便創始75年1円速達適正使用②★★

1円の速達使用例をもう1枚。 こちらは切手付き封筒に加貼りしたものです。 30銭塔封筒が22.2.15に発売されたのでそのすぐ後のもの。 横浜 22.2.22

郵便創始75年1円速達適正使用①★★

郵便創始75年の1円は船便書状の料金だけでなく速達料金にも該当しています。 ということで速達はがきの例です。 米子 22.3.4 往復はがきというところがなかなかいいですね。

郵便創始75年3種貼り船便書状★

同じく1円=船便書状ですが、 こちらは1円以外の3種を貼ったものです。 不足分の5銭は普通切手のほうがよかったですね。 神戸 22.1.15 前回紹介した1円単貼りカバーと同じ差出人、同じ宛先なので1種の兄弟カバー。 ドイツ宛郵便解禁直後です。

郵便創始75年1円船便書状★★

1円は船便書状用に発行されました。 もちろん終戦直後のこと、適正使用例は数えるほどしか残されていません。 局名不鮮ですが、神戸の住所、日付は22.1.18です。 ドイツ宛郵便が1.10に解禁された直後の郵便です。

郵便創始75年低額2種貼り船便はがき★

船便はがきをもう1枚。 こちらは低額2種+5銭で50銭にしたものです。 非郵趣家便でしょうね。

郵便創始75年50銭船便はがき②★★

同じく50銭単貼り船便はがき=適正使用です。 ドイツ人同士の通信ですが、ドイツ語による通信を禁止されていた時代なので 英語で文面が書かれています。 消印が薄いのが残念です。

郵便創始75年50銭船便はがき①★

郵便創始75年の50銭単貼り船便はがきの適正使用、といいたいところですが 新憲法公布の記念はがきに貼っているので15銭過納です。 ちょっと残念な使用例。 といえども希少であることは確かです。 東山 22.2.8

郵便創始75年15銭2枚貼第1種便②

前回アップしたカバーは30銭単貼と同じ人(吉田一郎氏)が同じ人(伊吹幸彦氏)に送った兄弟カバーです。 こちらも30銭単貼との兄弟カバー。 でもこちらは自分宛(村田五郎氏)なので非実逓かもしれません。

郵便創始75年15銭2枚貼第1種便★★

第1種便には15銭を2枚貼ったものもあります。 30銭1枚貼りよりも数はこちらのほうが少ないでしょうね。 大磯 21.12.30

郵便創始75年30銭適正使用③★

もう1通。 郵便創始75年30銭の第1種便適正使用です。 21.12.15の非初日特印を押したもの。検閲もあります。 私が持っているなかではこれがベストですね。