OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

国宝平安・普賢菩薩の機械印

第3集平安時代の50円切手は、普賢菩薩です。
平安時代後期の仏画東京国立博物館に所蔵されています。
普賢菩薩は、文殊菩薩と共に釈迦如来の脇を固める菩薩で、
法華経を唱える修行者がいると、白い象に乗ってそれを守護します。
 
画像はみほんと消印のバラエティですが、そのなかで左端の機械印が
少々貴重なものと言えるでしょう。
和文機械印が使用されるのは、国内便のはがきや封書などその形が定形のものであり
書留などの特殊取り扱いのものを除きます。
つまり50円料金の切手に機械印が押されるケースはかなり少ないので希少というわけです。
ところが機械印をこよなく愛す人はけっこう多いため、
高額記念の機械印は、オークションでも常に高値で取引されるのです。
刷色の関係で難読ですが、「大分 43.7.2」と読めます。
 
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