観光地百選
引き続きオークション出品物から。 1950年代のカバーLOTとして出します。 観光地百選の昇仙峡(1951.10.15発行)と文化人切手菱田春草(1951.9.21発行)を含んでいますが、 これらは封書8円時代の最後を飾る記念切手で 1951.11.1には10円に料金改定されます…
現在の敬老の日にあたる「としよりの日」を設定した記念特印です。 26.9.15-21まで使用されました。使用初日は観光地百選の長崎発売日です。
和歌浦・友ヶ島(1951.6.25発行)から。 欧文ローラーで消した題字つきブロックですが この1960年のTOKYO欧文ローラー消しは観光地百選でかなり大量にあるので 別納消しなのでしょう。
観光地百選から宇治川8円(1951.8.1発行)の使用例です。 観光地百選は毎日新聞の主催によって、全国からはがきで投票を求めて 10分野でそれぞれのトップ観光地を決めるという催しでした。 宇治川は河川部門の第1位で、2位以下は日本ライン、長良川、天竜下…
同じく記念・特殊切手研究会の場で交換したエンタイアを。 観光地百選シリーズから、箱根温泉の24円(1951.5.25発行)を適正使用した船便書状です。 外信書状には基本的に欧文印が使用されますが、1952年までは欧文櫛型印が使用され それ以降(一時期は重な…
昨日のブログに乗せたエンタイアの長崎8円(1951.9.15発行)には、 よくわかる定常変種があります。 定常変種とは、切手を印刷する版の特定位置にある傷などの版欠点で 印刷するたびに繰り返し出現するものです。 長崎8円は20面シートで、そのシートを4…
昨日の文化人9種貼りカバーのようなものが 観光地百選の8円9種であたっらすごいでしょうね! 残念ながらそのようなカバーは見たことがないので、このようなものを持ってきました。 合計80円で第3地帯宛航空書状に仕立てたエンタイアです。 大和郡山→アメリカ…
蔵王山2完を貼ったFDCです。 さてこのエンタイアの裏表から、どういうものか推理してみてください。 (以下、予想) 韓国宛の航空便ですが、APO301という宛先が見えます。 APO301は京都にあった軍事郵便局ですが、なぜ韓国宛なのでしょう? 実は、こ…
APO便は国際郵便でありながら、基本郵便料金は国内郵便と同じなのですが 書留などの特殊扱いの料金については外信便の料金と同じになります。 画像は、APO929福岡宛の書留書状ですが、 基本の封書料金10円に外信の書留料48円を貼っていることがわ…
さて雑誌「郵趣」の連載記事と連動させたブログも今回で最後です。 きょうは封書8円時代の終わりを見てみましょう。 封書料金が8円から10円に値上がりしたのは昭和26年11月1日です。 その直前に発行された切手となると観光地百選の昇仙峡があります…
きょうは私が所属する記念・特殊切手研究会の定例研究会が箱根であります。 そこで観光地百選の箱根を紹介することにしました。 この切手のご当地と呼ぶにふさわしい局はどこかということですが まず箱根町。そしてこの切手の発行にあわせて新しい風景印を用…
1953年に観光地百選の最後を飾る「錦帯橋」が発行されました。 こちろんこの切手のご当地は岩国で 錦帯橋落成祝賀祭記念の岩国の小型印がFDCには好んで使われました。 24円は岩国のローラー印で揃えてみました。 10円の岩国櫛型印はややかかりが悪いので機会…
民間航空の再開を機に、戦後廃止されていた国内航空郵便が復活しました(政令338号)。 1951年10月24日から、各都道府県庁所在地相互間で、鉄道便よりも早くなるものについてサービスが 開始されたのです。なお実際にFirst Flightは25日羽田発7時40分福岡行…
1951年からはじまった観光地百選は好きなシリーズ切手のひとつです。 日本の自然風物を10区分して投票により優位を競ったもので、毎日新聞社の企画として 行われました。各地からは組織票がずいぶん流れたようで、今見ても「ここが?」と 首を傾げたくなる…