昇仙峡の国内航空便
民間航空の再開を機に、戦後廃止されていた国内航空郵便が復活しました(政令338号)。
1951年10月24日から、各都道府県庁所在地相互間で、鉄道便よりも早くなるものについてサービスが
開始されたのです。なお実際にFirst Flightは25日羽田発7時40分福岡行きだったようです。
料金は封書20円、はがき10円でした。
しかし、この料金体系は11月1日よりそれぞれ25円、15円に値上げされたために
わずか8日間という短期料金体系になったので、難しい収集テーマとなりました。
画像1は昇仙峡をはがきに加貼りした例です。
航空郵便開始記念の特印が用意され、そこにはJALの輝かしい時代の飛行機が描かれています。
大阪から東京に輸送されたものです。
この時代ははがき2円、封書8円でしたから、封書額面を貼るとぴったりだったわけです。
郵便には「航空」の朱書きをするか窓口に用意した航空の刻印をしなければなりませんでした。
画像2も同様の例で、大阪から福岡に輸送されたものなのですが、間抜けなことに
その航空の刻印がありません。
国内航空が再開されたことは平和条約の調印があってのことですから、この切手との組合せは
ベストだと思ったのですが、ものを見ずにオークションで買うとこのような失敗があります。
1951年10月24日から、各都道府県庁所在地相互間で、鉄道便よりも早くなるものについてサービスが
開始されたのです。なお実際にFirst Flightは25日羽田発7時40分福岡行きだったようです。
料金は封書20円、はがき10円でした。
しかし、この料金体系は11月1日よりそれぞれ25円、15円に値上げされたために
わずか8日間という短期料金体系になったので、難しい収集テーマとなりました。
画像1は昇仙峡をはがきに加貼りした例です。
航空郵便開始記念の特印が用意され、そこにはJALの輝かしい時代の飛行機が描かれています。
大阪から東京に輸送されたものです。
この時代ははがき2円、封書8円でしたから、封書額面を貼るとぴったりだったわけです。
郵便には「航空」の朱書きをするか窓口に用意した航空の刻印をしなければなりませんでした。
画像2も同様の例で、大阪から福岡に輸送されたものなのですが、間抜けなことに
その航空の刻印がありません。
国内航空が再開されたことは平和条約の調印があってのことですから、この切手との組合せは
ベストだと思ったのですが、ものを見ずにオークションで買うとこのような失敗があります。