OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

観光地百選・蔵王はご当地消しの超難関★★

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1951年からはじまった観光地百選は好きなシリーズ切手のひとつです。
日本の自然風物を10区分して投票により優位を競ったもので、毎日新聞社の企画として
行われました。各地からは組織票がずいぶん流れたようで、今見ても「ここが?」と
首を傾げたくなるようなところも1位になっています。
山岳部門の1位が蔵王(これは妥当)で、観光振興を目的とした切手発行ですから、
当然ご当地消しを集めておかなければなりません。
しかし、これがとても難関なのです。
まずどこがご当地消しと言えるかですが、切手発行に合わせて風景印を使用開始した4局が
それにあたるでしょう。
山形県蔵王温泉、金井、宮城県遠刈田、青根です。
FDCに使われたのはほとんど蔵王温泉の風景印でしたから、どちらにしてもこれははずせません。
画像はその蔵王温泉の櫛型印です。初日印ではありますが、これは持っている人は少ないのでは?
どなたか他の3局を蔵王切手に押印したものをお持ちであればぜひ見せてください。