APO便の特殊扱い

ＡＰＯ便は国際郵便でありながら、基本郵便料金は国内郵便と同じなのですが
書留などの特殊扱いの料金については外信便の料金と同じになります。
画像は、ＡＰＯ929福岡宛の書留書状ですが、
基本の封書料金１０円に外信の書留料４８円を貼っていることがわかります。
千歳　２８年９月１５日

書留便では裏面に経由した軍事局の中継印がすべて押されることになっています。
裏面には、交換局であるＡＰＯ500の９月１６日の印と福岡のＡＰＯ929の９月１８日の
着印が残されています。

それにしてもなぜ１０円を錦帯橋の１０円にしてくれなかったのでしょうか。
もしもそうであったら素晴らしいエンタイアだったのですが。