OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

関門トンネルのご当地・消印漏れ消印

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若戸大橋からほど近いところで関門トンネル開通もお見せしましょう。
これは1958年に発行された関門トンネル開通記念で、
切手ブームにのって発行枚数が大幅に増えた頃の切手です。
もう50年も前の切手ですが、このあたり以降の切手はいまでも額面(+α)で買えます。
(逆に売るとしたら額面の60-70%になってしまいます)
関門トンネルですから下関市門司市(当時)を結ぶものなので、
ご当地コレクションの立場からするとその両消印が欲しいところです。
残念ながら門司市のものはまだ入手していませんが、下関のものは何枚かあります。
画像は大森から差し出された封書の速達ですから、普通なら大森の消印が押されるのですが
うっかり消し忘れたため、到着地である下関の「櫛型印」と「消印漏れ消印」が押されて
ご当地使用例が完成したわけです。
もしも門司や下関の消印がついた関門トンネル開通の切手があれば
(発行当時の消印で可読なものに限る)オークションでは5000円近い値段がつくと思います。