OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

メートル法の船便書状

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記念切手にあわせて特印(特殊通信日付印)というものが作られます。
原則としてトビ色で押される消印で使用期間は概ね1週間程度です。
その記念切手のために作られた正規の消印ですから、もっと評価されてしかるべき
なのですが、初日カバーなどに使われるばかりで自然な使用例がほとんどないため
敬遠される宿命にあります。
私はけっこう特印は好きで、白封で実際の郵便に使われたものであれば
入手するようにしています。
画像は1959年に発行されたメートル法完全実施のエンタイアで
発行初日の消印で、オーストラリア宛、料金は船便書状の2倍重量便(30円+20円)でぴったりです。
下の欧文三日月印で消印した船便書状の半分以下の値段で入手できます。