OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

5回国体サッカーの第1種便

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やはりオランダの壁は高かったようですが、デンマークと1次リーグ突破を
かけて頑張ってもらいたいものです。
そこでもう1種サッカーの切手を。
第5回国体(1950.10.28発行)の4種連刷のなかの1枚です。
これは日本最初のサッカー切手で、競技は愛知県刈谷市で行われました。
この切手は妙にカタログ価が高く、田型未使用で17000円にもなっています。
第5回国体の発行枚数は各100万枚で、その前の第4回国体の各200万枚から
半減しましたので、それで高くなっているのかもしれませんが、
発行部数各50万部の第2回国体が田型で6000円ですから、理屈が通りません。
当時の一時的な高値ムードを今もひきずっているのでしょうが、
現在の実勢価格(もっとずっと安い)とも大きく乖離しているので、なんだかなーと思います。
このようなカタログ価と実勢価格の乖離(二重価格)は、新たに収集をはじめる人には
混乱と不満の原因になると思います。
ちなみに私は、当初この乖離に不満を持って、それ以来一度もカタログ価というものを見たことも
信用したこともありません(今回ブログのために見て、改めてびっくり)。
(*ここでは「さくら日本切手カタログ」2011の価格を引用しました)

第1種便 埼玉越生 25.12.1