OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

切手趣味週間

切手趣味週間北斎富士粗紙?

紙質もいろいろあって、本当の白紙から灰白紙、そしてさらにざら紙に近いものまで あります。 これは私が持っている中でもっとも粗紙に近いものですが、 はっきり粗紙と言えるほどでもありません。 誰が見ても粗紙といえるものは存在するのでしょうか?

切手趣味週間北斎富士銘版リタッチ

おなじみ「製」の字リタッチです。 日専にバラエティとして記載されているので取り上げましたが この小型シートはリタッチと定常変種がたくさんあり これだけを特記する意味はあまりないように思います。 以前は定常変種もていねいに集めていましたが ちょっ…

切手趣味週間北斎富士色調

たくさん印刷しましたので、インクも何回もつくったのでしょう。 刷色のバラエティもかなりあります。 手持ちのものから極端に違うものを3枚引っ張り出してリーフにしました。 「青味緑」「青」「水色」と暫定的にしましたが これらの系統の色のものは何枚も…

切手趣味週間北斎富士みほん

第2回国体から次の切手趣味週間小型シートに移ります。 1947.11.1発行で、発行部数はなんと287.64万枚! いったいなぜこのような無謀な数を刷ったのか不思議ですが、 直前の第2回国体が50万部発行であったことと比べても 異常としかいいようがありません。 …

千姫の小型印カバー

1963年の切手趣味週間・千姫です。 この年の全日本切手展の小型印はこの千姫が図案化されています。 ということでぜひ実逓のカバーを押さえておこうと思っていましたが なかなか入手機会に恵まれず、やっと最近ゲットしました。

趣味週間2種貼り船便印刷物

1966年の切手趣味週間―藤島武二画「蝶」 1967年の切手趣味週間―黒田清輝画「湖畔」 どちらも美しい切手ですが、この2枚を貼って船便印刷物=25円に仕立ててあります。 趣味週間のリーフとしてはこれもありですね。

見返り美人の白封FDC

1948.11.29発行の切手趣味週間・見返り美人です。 特印を押した白封のFDCですが、すっきりとした好みのタイプのカバーだったので JAPEXで購入することにしました。

舞妓林泉の沖縄宛FDC

1968.4.20発行、土田麦僊画「舞妓林泉」です。 沖縄宛航空書状=30円にまとめた特印押しFDCです。

趣味週間・髪の特印カバー

1969.4.20発売・切手趣味週間、小林古径の「髪」です。 現物を展覧会で見たことがありますが、髪の毛が一本一本浮き上がっているようで 強烈なインパクトがあります。 沖縄宛航空書状=30円に仕立ててあります。

趣味週間・髪の書留書状

1969.4.20発行の切手趣味週間、小林古径の「髪」です。 初日カバーですが、白封、書留、達筆で美しいカバーです。 この絵は以前に展覧会で現物を見ましたが、 髪の1本1本が立体的に描かれていて、とても印象に残りました。

雨中湯帰りの沖縄航空便★

久しぶりの趣味週間から。 雨中湯帰り(1958.4.20発行)の沖縄特別地帯宛航空書状の 2倍重量便(25円×2)です。 大型切手を封筒一杯に貼った姿は迫力があります。

まりつきの増刷分官封★★

切手趣味週間・まりつき(1957.11.1発行)は当初800万枚が印刷されて 発売開始されましたが、切手ブームの影響で、あっという間に完売してしまいました。 そこで急遽50万部の増刷が決定されて、その分は通信売りさばき用として 東京中央局に納品されています…

ビードロを吹く娘の消印3選

ビードロを吹く娘の消印からちょっと良さそうなものを ピックアップしてみました。 左から、佐倉の機械印、神戸の欧文櫛型印、そして旭川北見間の鉄郵印です。 どれがお好みでしょうか?

ビードロを吹く娘の船便はがき

年賀はがきの4円に加貼りした船便はがき=14円の使用例です。 1950年代の記念切手によく見られる使用例です。

ビードロを吹く娘の重量便

こちらは第1種便2倍重量便の速達です。 発売当初から人気があった切手なので、重量便で複数貼りというのは ずいぶん贅沢な感じがします。

ビードロを吹く娘の第1種便

切手趣味週間・ビードロを吹く娘(1955.11.1発行)の 第1種便=10円適正使用です。 銘版つきです。ということは、これは「ホクロつき」の定常変種なのですが 残念ながら消印で見えません。 ホクロつきについては以前のブログでご紹介していますのでこちらを↓…

市川蝦蔵の第1種便

今週末の土曜日は、JPSの静岡合同支部例会が開催される予定です。 その場でオークションが行われますが、私も何点か出品します。 ということで、今週はもう少しで私の手を離れる予定のカバーを ブログでご紹介することにします。 例会に参加される方は下見と…

キッテデカと見返り美人

きのう発売のビックコミック増刊号で「キッテデカ」という連載がはじまりました。 切手マニアの刑事が、切手の知識を活かして事件を解決していくというマンガです。 (画・寺沢大介、原案・高橋遠州) 初回は見返り美人が題材になっていて、さらに封書が5円…

【題字】月に雁

切手趣味週間シリーズから、1949.11.1発行の月に雁です。 印面には説明がなく、5面シートで「郵便週間記念」と題字が入っています。 見返り美人と違って年号は入っていません。 ちなみにビードロ以降の趣味週間には基本的に題字がありません。 わずかに伊勢…

【題字】見返り美人

菱川師宣画・見返り美人の趣味週間です。 1948.11.29発売で5面シート。小型シート感覚のシートですね。 題字には「切手趣味の週間記念」とあり、さらに3番切手の下には 「昭和23年」と年号も入っています。 この切手はシート単位で売ろうとしていたのでしょ…

蝦蔵の定常変種

東洲斎写楽画「市川蝦蔵」(1956.11.1発行)の定常変種です。 一部のシートのPos.2に「濡れ衣」と呼ばれる変種があります。 画像の全シート消しはエンタカットですが せっかくなら完全なエンタの状態で出会いたかったです。

ビードロを吹く娘の定常変種

1955.11.1発行の切手趣味週間・ビードロを吹く娘から。 Pos.9にある「ホクロつき」です。これは日専にも載っていて 未使用で6000円、櫛型印で5000円の評価がついています。 ちょっと使用済みのほうが消印で見にくくなってますが、やはりセットで 集めたいと…

切手趣味週間ペーンの定常変種

切手趣味週間ペーン・法隆寺壁画仏像(1954.11.20発行)の定常変種を 2種類ご紹介します。 画像上がPos.3白耳、下がPos.4白眼です。 この他にも定常変種があると思いますが、よく整理できていません。 ご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

趣味週間の定常変種・続々

趣味週間SSの小型シートについて変種を取り上げてきましたが きょうで最終です。 上が「刷」にヒゲがある変種、下が「趣」の下に点がある変種です。 このほかには、葉に蔓があるもの、「5」の左に点があるもの、 紋章にリタッチがあるものなどがありますが…

趣味週間SSの「5円」リタッチ

趣味週間SSのリタッチからもうひとつ。 5円という表示部分のリタッチです。 「5」の下側部分がいびつになっていて、「円」の字の片方が 長くなっています。これはそれほど多くは見られない特徴ではないでしょうか。

趣味週間SSの銘版リタッチ②

趣味週間SSの銘版には「局」の字がリタッチされているものもあります。 第3画がやや長く見えます。

趣味週間SSと北斎百年の銘版リタッチ

古くから知られているものに銘版リタッチがあります。 日専では趣味週間SSの項で13000円の評価とともに掲載しています。 しかし趣味週間SSに加刷した北斎百年にも当然同じ変種はあって 画像の通りなのですが、こちらは日専に載っていません。 希少性としては…

趣味週間SSの第Ⅱ版

切手趣味週間小型シート(1947.11.1発行)は製造面のバラエティが 豊富な切手です。これだけ専門に深く研究している人もいるほど。 私はほんの入り口程度しかやっていませんが、数回にわたってご紹介することに したいと思います。 この小型シートには原乾版…

月に雁の船便書状

昨年の1月13日にこのブログを開設しましたので、 きょうでちょうど1周年ということになります。毎日たくさんの方に見に来ていただき ありがとうございます! 何か華があるものを、と思い、月に雁の3枚貼り書状を持ってきました。 24円で船便書状料金になって…

千姫の速達書状

1963.4.20発行の切手趣味週間「千姫」のエンタイアをご紹介します。 正式な名称は、本多平八郎姿絵で、二曲一隻の屏風による風俗画の傑作です。 侍女が差し出す手紙を見ている女性が、徳川家康の孫(秀忠の娘)・千姫です。 この切手はなぜか縁がなくて、ま…