OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

競馬法の書留使用★

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封書料金が1円20銭から5円に値上がりする昭和23年7月10日の直前、
6月6日に競馬法25年が額面5円で発売されました。
まだ1ヶ月余りあるので、1円20銭で出してもよかったと思うのですが
フライング的に5円で売り出されたのです。
1円20銭時代における5円は書留料金に該当しました。
そのため、6月6日から7月9日までに書留料金として使用されたエンタイアを
集めなければならなくなります。
画像1がその例。福島原町で6月23日の消印が見えます。
そして値上がり後は国内封書料金となり適応使用となるわけですが
画像2がその例です。書留代も4倍の20円に値上がりしました。
鴻池新田で7月21日の消印です。
同じ国内封書書留ですが、このように並べてみると当時のインフレがよくわかります。