OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

第6回国体の短期使用カバー★★

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雑誌「郵趣」2月号から「戦後記念エンタイア収集」という連載をはじめました。
それと連動して、これから1週間関連記事をこのブログに書きます。

記念切手には適正使用期間が極めて短いものが存在します。
その代表が6回国体で、26年10月27日に発売されて、11月1日には料金がかわってしまいました。
なんと5日間!
はがきは2円から5円、封書は8円から10円にかわっています。

画像1は「郵趣」でも紹介した、その最終日の使用例で10月31日の櫛型印が押されています。
使用局の山口県防府は、自転車競技の会場で、ご当地使用でもあります。
(「郵趣」ではモノクロなのであえてここにも載せました)
画像2は同じ砲丸投げの標語入りとび色機械印で長崎10月30日です。
画像3はホッケーのほうで、広告入りとび色機械印で岐阜10月31日の最終日です。
翌日から一気に5円に値上がりしてしまうので、けっこう駆け込み使用があったのでしょう。

ついでに画像4では4枚貼って8円の国内書状に仕立てたものをお見せします。
これはFDCなのでできれば普通の書状を入手したいと思っています。

6回国体の適正使用はオークションでも高値で取引されるようになり
そのため、少ないながらもモノが出回るようになりました。