OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

新潟県産業観光大博覧会の小型印

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新潟県産業観光大博覧会
昭和28年7月1日より8月31日まで新潟局で使用した小型印
乃村工芸社の資料によれば博覧会の概要は以下の通り。

「地域産業の発展と観光宣伝のために開催。会場は信濃川畔165万3000平方メートルで、3億円をかけて建設した。場内の主な展示には、雪の結晶をかたどった六角形の屋根で、3階建てのユニークなテーマ館の総合開発館が、新潟県の山から海までを一望した、直径13メートルの円形大パノラマがほかの展示を圧倒し、全長約4.2メートル、幅約2.3メートルの只見川開発パノラマが、説明抜きで一目でわかると評判を呼んだ。これを中心にして周囲に180の展示場が設けられ、全国の一流企業が出展した。変わったところではカマボコ型の屋根にクス玉をあげた東京館が目を惹き、館内ではターンテーブル上に当時の生活様式を、人形を配しリアルに表現した文化住宅を見せ、観客に夢とあこがれを誘った」