OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

文化人切手・市川の欧文櫛型印

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九代目市川団十郎(1950.9.13発行)に移りましょう。
9.13という発売日は彼の命日です。歌舞伎役者ということで印面の九代目市川団十郎
文字は勘亭流になっています。刷り色も彼の十八番だった助六にちなんで江戸紫が
使用されているということです。
この切手から印刷部数は3000万枚から一気に1000万枚へと減りました。
コストのかかる凹版印刷の切手が売れ残って余っているのはけしからんという
会計検査院の指摘があったからだとか。一種の「仕分け」にあったのですね。
画像は欧文櫛型のゴム印と金属印です。
文化人切手18種についてすべて欧文櫛型印で揃えようとしているのですが
なぜは梅謙次郎だけ縁がなくて未入手です。