OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

文化人切手・みほん

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郵趣』11月号に書いた記事「シリーズ切手収集に花を添えるエンタイア」で
文化人切手を取上げましたので、それと連動して今月は文化人切手特集をお送りします。

文化人切手は1949年から52年にかけて18種発行された、日本初の本格的なシリーズ切手で、
統一感があり、凹版独特の品格もある、もっとも私が好きなシリーズです。
まず全体を見ていただくためにみほん字入りの揃いリーフを持ってきました。
文化人切手は発行部数が多く、普通切手並みに使われたので、使用例も様々に楽しめます。
途中で封書料金が8円から10円に改定されたことも良い変化になっています。

ところで画像のようなみほん字入りを集めるときには注意が必要です。
それは夏目以降が15000~15900発行されているにもかかわらず、野口1500、福沢2000しか
発行されていないことです。
うっかりバラで集め始めてしまうと、野口と福沢が入手できなくなります。
最初からセットで購入することがお勧めです。

なお過去にも数回文化人切手を取上げています。←のINDEXの「文化人切手」をクリックして
ご覧ください。