OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

船便書状・青の時代

万国郵便連合(UPU)は、基本料金切手は各国共通色として、書状用には「青」を使うことを
決めました。国際間の郵便のやりとりを円滑にするための取り決めです。
これをUPU規定色といいますが、このルールに基づいて1883年から1953年まで、
日本の切手も発行されていました。
つまり、この間発行された外信(船便)書状用の切手はすべて「青」で印刷されているのです。
戦後の記念切手・公園切手について、すべて並べてみましょう。
みごとな青なのですが、青のなかにもかなりのバラエティがあることがわかりますよね。
 
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ちなみに左上から順番に
郵便創始75年(1946.12.12発行)
民間貿易再開(1947.8.15発行)
長野平和博覧会(1949.4.1発行)
万国郵便連合75年(1949.10.10発行)
平和条約調印(1951.9.9発行)
明仁立太子礼(1952.11.10発行)
観光地百選・蔵王山(1951.2.15発行)
観光地百選・日本平(1951.4.2発行)
観光地百選・箱根温泉(1951.5.25発行)
観光地百選・赤目四十八滝(1951.6.1発行)
観光地百選・和歌浦友ヶ島(1951.6.25発行)
観光地百選・宇治川(1951.8.1発行)
観光地百選・長崎(1951.9.15発行)
観光地百選・菅沼丸沼(1951.10.1発行)
観光地百選・昇仙峡(1951.10.15発行)
観光地百選・錦帯橋(1953.5.3発行)
吉野熊野国立公園(1949.4.10発行)
富士箱根国立公園(1949.7.15発行)
阿寒国立公園(1950.7.15発行)
十和田国立公園(1951.7.20発行)
中部山岳国立公園(1952.7.5発行)
磐梯朝日国立公園(1952.10.18発行)
となっています。