1959.6.24発行。
赤十字の祖であるアンリ・デュナンが、赤十字思想を得てから
100年にあたることを記念したもの。
「負傷して武器を持たない兵士はもはや軍人ではない。戦列を離れた一人の
人間として、その貴重な生命は守られなければならない。そのためには、
かねてから国際的な救護団体をつくり、戦争のときに直ちに負傷者を救助できる
ようにしておかなければ、再びソルフェリーノのような悲惨を繰り返すことはない
であろう。また、これらの救護に当たる人々は中立とみなし、攻撃しないよう
約束することが必要である」(『ソルフェリーノの思い出』より)