OKUBO STAMP MUSEUM

戦後の記念切手コレクションを紹介するブログです

国際電波科学連合第14回総会

1963.9.9発行。 無線通信に関する国際的な連絡機関として設立された国際電波科学連合の総会が 日本で行われました。 画像は特印を押した初日カバーですが、高輪の櫛型印が押されています。 これは会議の会場が高輪プリンスホテルだったためで、 1963.9.9-20…

ガール・スカウト アジア大会

1963.8.1発行。 1963.7.31-8.7まで、長野県の戸隠高原で、ガールスカウトの国際キャンプ大会が 開催され、アジア太平洋地域の21か国から約4000名が参加しました。 日本は1960年に世界連盟に正式に加盟を果たしたところでした。

名神高速道路開通

1963.7.15発行。 滋賀県栗東と兵庫県尼崎間71.1kmの高速道路工事が完了し、 日本最初の長距離高速道路が開通しました。 1965年には小牧=西宮間が完了し、全線開通となっています。 画像は右は欧文ローラー印の消印です。 欧文ローラー印は1963年末までは…

鳥シリーズ

1963年のシリーズ切手は「鳥」がテーマになりました。 絶滅危惧種と身近な鳥を合わせて合計6種類を隔月で発行しています。 画像は、るりかけす、らいちょう、うぐいす、きじばと、こうのとり の5種をセット貼りした第1地帯宛航空書状と 6種目のほおじろを貼…

第5回国際かんがい排水委員会総会

1963.5.15発行。 国際灌漑排水委員会は1950年に発足したNGOで、インドのニューデリーに 本部があります。3年に1度世界各地で総会を開いていて、第5回総会は 1963.5.13-21に東京で行われました。 切手発行は会議の実質的なスタートである5.15になりました。

赤十字100年

1963.5.8発行。 1863年に赤十字規約10か条が成立し、翌年ジュネーブ条約にまとめられ、 国際赤十字社が発足しました。 これから100年にあたるということで、赤十字社連盟理事会は1963年を 赤十字百年祭と定め、各種イベントを世界各国で行いました。 日本で…

切手趣味週間 千姫

1963.4.20発行。 この年の切手趣味週間には、本多平八郎姿絵屏風の一部(千姫)が 選ばれました。作者不詳で千姫は徳川秀忠の娘です。 切手趣味週間のイベントである全日本切手展では千姫切手を描いた 小型印が使われましたので、実逓便をアップしておきまし…

飢餓救済運動

1963.3.21発行。 国際連合の専門機関である食糧農業機関(FAO)からの要請により 発行された特殊切手。 1960年から1965年にかけて行われた飢餓救済運動を啓蒙するものです。

北九州市発足

1963.2.10発行。 小倉市、門司市、戸畑市、若松市、八幡市の対等合併により 北九州市が誕生しました。人口105万人、面積452㎡で、 4.1には政令指定都市になっています。 画像は小倉局で作成した初日カバーですが、特印の局表示は北九州になっています。 ほか…

第17回国体(岡山)

1962.10.21発行。 岡山県下で開催された国体。岡山の機械印を押した年賀状を 選びました。

国際文通週間 日本橋

1962.10.7発行。 この年の国際文通週間は日本橋が選ばれました。 広重の東海道五十三次から、京師、桑名、蒲原、箱根と来て、日本橋です。 画像は郵頼の返信でしょう。第5種便書留速達で料金は80円。 日本橋局の消印が光ります。

若戸大橋開通

1962.9.26発行。 当時東洋一の全長627mのつり橋である若戸大橋の完成を祝う記念切手。 若松と戸畑という橋の両端の消印をご覧いただきます。

アジア・ジャンボリー

1962.8.3発行。 日本で初めて行われたボーイスカウトの国際的なキャンプ大会を記念した切手。 1962.8.3-7に御殿場市滝ケ原で行われました。 画像は非初日の特印を押した家族あての郵便でいい使用例だと思います。

北陸トンネル開通

1962.6.10発行。 北陸トンネルは、敦賀=今庄間13.8kmを結ぶ、当時としては 日本最長のトンネル。 敦賀が初日適応局になりました。

切手趣味週間 花下遊楽図

1962.4.20発行。 恒例の切手趣味週間ですが、狩野長信画「花下遊楽図」が選ばれました。 10枚シートの右部分を使った第1種便速達をアップしておきます。

年中行事シリーズ 節分

年中行事シリーズの最後は節分です。 成田山新勝寺の節分会が良く知られていることから成田が初日適応局になりました。成田山の節分会では、国土安穏・万民豊楽・五穀豊穣・転禍為福を祈願して、大相撲の関取やNHK大河ドラマのキャストが豆まきをしています…

年中行事シリーズ 七五三

1962.11.15発行。 年中行事の3種目は七五三でした。 七五三という行事を定着させたのは徳川綱吉だったかと思います。 使用例としてはたなばたとセットで使ったものを持ってきました。 韓国(第1地帯)宛航空印刷物の3倍重量便(30円×3)です。

年中行事シリーズ たなばた

本日は7月7日の七夕ですので、ぴったりの切手をご紹介します。 年中行事シリーズの「たなばた」です。 中国の牽牛・織姫伝説と、日本の棚機つ女行事が融合したもののようです。 カバーは第5種便4倍重量便書留物品要償6万円で料金合計110円です。 こ…

年中行事シリーズ ひなまつり

花切手シーズに続く第2弾として1962年に企画された特殊切手は 季節の行事にちなむものでした。 まず春を代表する行事として選ばれたのがひなまつりです。 ひなまつりは五節句のひとつで平安時代に中国から伝わったものです。 なお切手発行に合わせて3月3日4…

国立国会図書館新庁舎開館

1961.11.1発行。 国立国会図書館は、旧憲法下の帝国議会に属していた貴族院・衆議院の図書館と、 文部省に属していた帝国図書館(創立時は「書籍館」)を源流としています。 昭和23年(1948年)6月に赤坂離宮(現迎賓館)を仮庁舎に開館しました。 その後昭…

東京五輪寄附金つき第6次小型シート

これで単片、小型シート完結です。 寄附金付きと小型シートということで、使用例を揃えるのに苦労します。 小型シートも画像のような収集家がまとめて使ったものしか 見当たらないこともあります。 小型シートの1枚を耳紙つきで切ってはがきに貼った第2種便…

東京五輪寄附金つき第5次小型シート-②

全貼りの実逓カバーです。 第5次シート20円を貼った沖縄特別地帯宛航空印刷物=20円です。 料金がぴったりと合ったみごとなカバーです。 KOBEPORTの欧文三日月印と那覇中央の着印・ローラー印が見えます。

東京五輪寄附金つき第5次小型シート

第5次小型シートです。 これもエラーをご紹介しましょう。 エラーの中のエラー、目打ち漏れです。

東京五輪寄附金つき第4次小型シート

第4次もエラーをご紹介しましょう。 上が二重目打ち、下が福耳です。

東京五輪寄附金つき第3次小型シート

小型シートの第3次です。 切り抜き使用例をご紹介しましょう。 右2枚の10円分を第1種便料金として仕立てました。 このような使用例は極めて珍しいと思います。

東京五輪寄附金つき第2次小型シート

第2次小型シートのエラーをご紹介。 目打ちが乱れています。 当初予定がなかった小型シートを急遽発売することになったため、 印刷局の製造ラインが空かず、民間に委託することになった結果です。 要するに不良品ということですが、オークションでは結構高値…

東京五輪寄附金つき第1次小型シート

1965.8.20発行(小型シートすべて) 寄附金付き切手は最後にまとめて小型シートにして発売されました。 1次ー3次が200万枚、4-6次が150万枚です。 まずは1次から。 小型シートと1961.10.11に発行された第1次の単片3種を組み合わせた 使用例で40円の第1種便…

東京五輪寄附金つき第5次第6次

第5次4種と第6次4種をセット貼りしたカバーです。 合計50円で第3地帯宛航空印刷物になります。

東京五輪寄附金つき第6次

最後は第6次でこれも4種発行です。 1964.6.23発行。 サッカー、カヌー、近代五種、重量挙げ。

東京五輪寄附金つき第5次-③

前回不足便をご紹介しましたが 逆に4種をすべて貼ると第1種便の2倍重量便になります。