戦後記念1940年代
次は8円の適正使用=第1種便です。 法政大学差出し。 消印の機械印がいいですね。 麹町 24.10.15 時刻空欄
4種類の額面が発行されているのでたくさんの組み合わせカバーが楽しめます。 しばらくそれらをご紹介していきましょう。 まずは適正使用から。 2円は第2種便が適正使用です。 上田 24.11.8 Z型機械印
1949.10.10発行の万国郵便連合75年に移ります。 まずは特印から。 特印は全国53局で10.10とその後7日間使用されました。 加えて欧文特印が東京中央局で使用されています。
発行初日使用の第1種便速達書留です。 第四高等学校はこの翌年に閉校し、金沢大学になりました。
第1種便適正使用。 鳥取若桜 24.10.8 検閲10.10(5桁) 受取人の佐々木惣一氏は、憲法学者・京都大学名誉教授で 貴族院議員。 第1種便のカバーとしてはとてもいいカバーだと思います。
紫ローラー印 縦書き東京中央 24年 日付空欄
新聞週間の左側の目打ちが漏れています。 小石川 24.10.22 東京都
1949.10.1発行の新聞週間です。 まずは特印を押したカバーで船便印刷物=24円です。
野外活動公式マニュアルとして刊行された「スカウト・フィールド・ブック」の 掲載写真から今回の切手の図案は作られている。 モデルとなったのはジョージ・ラッセル氏。 そのことを報じた新聞にラッセル氏がサインしている。
船便書状(24円) 東山 24.9.29
機械印 大和高田 24.10.4 時刻空欄 櫛形印C欄都道府県 渋谷 24.9.30 ローラー印 落合長崎 24 欧文櫛形印 TOKYO 51.2
もう1枚第1種便を。 封筒に注目。全日本ボーイスカウト大会の記念絵はがきの封筒を そのまま使用した特印押しの郵便です。 ボーイスカウト同士の通信かもしれません。 ただ重すぎて料金が不足してしまったようですね。
第1種便 高崎 24.10.4 検閲があって自然なカバーです。
1949.9.22発売の全日本ボーイスカウト大会です。 まずは特印を押した実逓外信FDCから。 BERKELEYの機械印が味になっています。
船便書状=24円 武蔵野→U.S.A 24.8.13
船便はがき=14円
ご当地使用 長崎本博多 24.9.10
24.8.9発売ですが8.8の消印が押されています。 発売前日使用ということになりますね。 局名は大分川原木でしょうか。
1949.8.9発売の長崎国際文化都市建設です。 まずは特印を押したカバーから。 下から開封した際に検閲のスタンプを一部切ってしまっているところが 残念ですが、8.12に高知で差し出した実逓カバーだとわかります。 特印の日付は8.9のまま。 この頃の特印は日…
前にも一度紹介していますが、広島と長崎という原爆の被害を受けた 2つの都市の再建に関する記念切手をセットで貼った第1種便2倍重量便です。 なにげないカバーですが、意味合いを考えるととても価値があると思います。 ありそうでない逸品です。
発売日の2日前の使用です。 荒川 24.8.4
薄手の粗紙に印刷してあります。 プルーフでしょうか?
定常変種です。 Pos.3 「8」の左下に汚れ
定常変種。 Pos.10 「8」の上に横線
ご当地使用 広島駅前です。 この切手のご当地使用は希少です。
広島平和切手展覧会の小形印が 24.8.6-12に使用されています。 広島駅前局のみで使用
1949.8.6発売の広島平和記念都市建設です。 まずは特印を押したカバーから。 3枚貼りの船便書状です。 特印は発売日とその後7日間全国55局で使用されました。
印刷が擦れるように流れています。 文字のところでよくわかりますね。
消印のバラエティを並べてみました。 欧文櫛型ゴム印OSAKA、ローラー印落合長崎、機械印新宿、櫛型印C欄都道府県札幌 です。
イギリス連邦司令部B.C.O.F宛の外信便(国内料金と同一)です。 松山 25.10.31