日本標準時制定75年
1961.7.12発行。
1884年に世界標準時に関する国際会議が開かれ、イギリスのグリニッジ天文台を
通る子午線を基準として、東西に経度が15度離れるごとに1時間異なるという
ルールを決めました。日本では1886年に東経135度の子午線を日本標準時とする
ことが定められ、1888年から明石地方時が用いられることになりました。
それから75年ということでなぜか記念切手が発行されたわけです。
地元明石では盛んに使ったのでしょう。明石の消印はよく見かけます。
カバーもひとつお見せしましょう。
ロータリークラブが差し出した船便印刷物でグリニッジがあるイギリス宛です。
欧文機械印が使われていますが、この切手と欧文機械印の組み合わせは珍しい
のではないかと思います。